インターナショナルプリスクールの選び方|教育方針・英語・費用を徹底解説
- lf-motoyawata
- 9月10日
- 読了時間: 13分
1. インターナショナルプリスクールとは?

1.1 定義と保育園・幼稚園との違い
インターナショナルプリスクールは、英語での生活と教育を通じて、子どもの言語力・社会性・異文化理解を育む未就学児向けの保育施設です。一般的に、1歳から5歳の子どもを対象にしており、保育園や幼稚園と似ている部分もありますが、その目的や教育スタイルに明確な違いがあります。
たとえば、保育園や幼稚園は、日本語での保育が中心で、「集団生活に慣れること」や「基本的生活習慣を身につけること」が主な目的です。一方、インターナショナルプリスクールでは、日常のすべてを英語で行い、言語習得とともに多様な価値観に触れながら育つことを大切にしています。
違いを整理すると以下のようになります。
比較項目 | 保育園 | 幼稚園 | インターナショナルプリスクール |
主な使用言語 | 日本語 | 日本語 | 英語(+一部日本語対応) |
対象年齢 | 0〜5歳 | 3〜5歳 | 1〜5歳(施設により異なる) |
主な目的 | 保育 | 初期教育 | 英語環境での教育+多文化体験 |
カリキュラム | 厚労省ガイドライン | 文科省ガイドライン | 独自または海外式プログラム |
通園スタイル | 認可・認証あり | 通常2年 or 3年保育 | 月謝制・フレックス制度あり |
インターナショナルプリスクールでは、保育+教育+言語+異文化という多層的な学びが得られるのが最大の特長です。
1.2 一般的な特徴と教育内容
インターナショナルプリスクールの最大の特徴は、「英語環境で過ごす」こと。これは単に英語の授業があるのではなく、朝の会、自由遊び、ランチタイム、帰りの準備など、園生活のすべてが英語で行われるという点です。
こんな特徴があります:
英語で生活をする「イマーシブ教育」 聞く・話す・読む・書くを、自然な流れで習得できます。耳から英語に慣れるため、発音や語感の習得スピードが速いのが特徴です。
テーマ型のカリキュラム 「海の生き物」「世界の国々」「食文化」など、テーマに沿って歌・絵本・アート・ダンスなどを組み合わせたカリキュラムを展開。五感を刺激しながら、ことば・知識・協調性を養います。
少人数制クラス 多くの園では1クラス10〜15人程度で、講師が子ども一人ひとりと密に関われるよう配慮されています。
多国籍な講師や保育士 講師が持つ文化的背景も学びにつながり、「違いを楽しめる心」を育む環境が整っています。
季節ごとの行事も国際的 ハロウィン、イースター、クリスマスなど、海外の行事を体験することで、世界への関心が広がります。
よくある誤解として「英語の勉強ばかりする場所」と思われがちですが、実際は遊び・体験・対話を通じて英語を身につけることが基本。英語力だけでなく、自己表現・協調性・探究心など総合的な成長が見込める場です。
1.3 インターナショナルプリスクールが選ばれる理由
近年、インターナショナルプリスクールを選ぶ家庭は年々増加しています。共働き家庭や、将来的に海外との接点を持たせたいと考える家庭、早期教育に関心が高い家庭など、ニーズはさまざまです。
選ばれる主な理由はこちらです:
幼児期の吸収力を活かして英語力を伸ばせる 特に3歳ごろまでの子どもは、母語・外国語の区別なく音や言葉を吸収する力が高い時期。「聞く力」と「正しい発音」は、この時期の教育で大きく変わってきます。
多文化・多様性への理解を育てられる さまざまな国の文化、言語、考え方に自然と触れることで、偏見のない柔軟な価値観が育ちます。
英語だけでなく、思いやり・主体性も育つ 個性を尊重する保育方針の中で、子どもは自分の考えを伝える力、自分で選び行動する力を育みます。
将来の選択肢が広がる 英語に親しんだ経験があることで、小学校以降のバイリンガル教育、留学、中学受験などにもスムーズにつながる可能性があります。
たとえば、忙しい朝に子どもが「英語で先生と話すのが楽しみ!」と笑顔で登園するようになると、家庭にとっても大きな安心材料になります。
2. インターナショナルプリスクールの選び方のポイント

2.1 教育方針が家庭と合っているか
インターナショナルプリスクールを選ぶ際、まず確認すべきなのはスクールの教育方針が家庭の価値観と合っているかです。
たとえば、次のような点に注目しましょう。
「英語教育」にどこまで力を入れているか
「主体性」「協調性」「個性の尊重」など、子どもに何を育てたいか
保護者と園のコミュニケーションの取り方
よくある失敗としては、以下のようなケースがあります。
英語重視と聞いて入園したが、遊び中心で期待と違った
教育熱心すぎて、子どもがストレスを感じてしまった
保護者の意見が反映されにくい園で不満がたまった
このような失敗を避けるには、事前に公式サイトや見学で教育理念・保育方針をしっかり確認することが大切です。
「こんな風に育ってほしい」という家庭の想いと、園の方向性が近いほど、安心して通わせられます。
2.2 英語環境と講師の質をチェック
英語を自然に身につけたいと考えるなら、英語環境のレベルと講師の質は最重要ポイントです。
以下の点をチェックしてみてください。
教室内やアクティビティで英語がどれくらい使われているか
ネイティブスピーカーかバイリンガルか、講師の言語レベル
幼児教育の経験年数や資格の有無
子どもとの関わり方が丁寧かどうか
次のような点には、特に注意しましょう。
英語は話しているけれど、ただの掛け声で教育的ではない
講師が頻繁に入れ替わり、子どもが不安定になる
子どもと関わる時間より、指導側の説明が多い
信頼できる講師が継続して関わることで、子どもは安心し、英語への親しみも深まります。 見学時には、教室の雰囲気や先生たちの表情、子どもとの距離感にも注目しましょう。
2.3 カリキュラムとアクティビティの中身を見る
カリキュラムとアクティビティの中身は、プリスクールの「中身の濃さ」を判断する上で欠かせません。 ただ英語を話すだけでなく、どのような体験を通して学ぶかが重要です。
注目したいポイントは次の通りです。
月ごと・週ごとのテーマがあるか
季節行事・異文化体験・食育などの多様な活動が組まれているか
工作・音楽・運動など五感を使った学びがあるか
ありがちな失敗は以下のような点です。
毎日同じようなルーティンで飽きてしまう
アクティビティが形だけで、子どもが十分に関われていない
保護者が内容を把握できず、家庭との連携がとれない
良質なカリキュラムは、子どもの好奇心を引き出し、自然と語彙力や表現力を伸ばします。 見学時に週間スケジュールや年間イベント表を確認し、どんな体験ができるのかイメージしておくと安心です。
3. 比較で迷わない!インターナショナルプリスクールの選び方チェックポイント

3.1 通いやすさと立地条件
毎日の送り迎えがあるプリスクール選びでは、通いやすさがとても大事なポイントです。
特にチェックしておきたい点は次の通りです。
最寄駅からの距離 徒歩何分かだけでなく、信号や坂道の有無も重要です。
周囲の環境 静かな住宅街なのか、交通量が多い場所なのか、近くに公園や公共施設があるかなども安心材料になります。
通園ルートに無理があると、朝の時間がバタバタになり、親子ともにストレスの原因になります。
「徒歩5分圏内」「駅から直線距離で行ける」など、物理的にも心理的にも通いやすい立地は、長く続ける上で欠かせません。
3.2 保育時間と延長保育の柔軟性
共働き家庭にとって、保育時間の長さや柔軟性は非常に大事です。 仕事や用事に合わせて、柔軟に対応できる体制があるかをしっかり確認しておきましょう。
以下の点を比較するのがおすすめです。
基本の保育時間(何時から何時までか)
延長保育の有無・料金・申請方法
一時預かりや振替制度があるか
シーズナルプログラム(長期休み中の保育)の実施有無
保育時間が柔軟だと、「今日は少し残業」「下の子の通院」などにも安心して対応できます。
事前に具体的な利用パターンを想定して、比較するのがコツです。
3.3 保育料と費用の内訳
インターナショナルプリスクールは、一般の保育園・幼稚園に比べて費用が高めの傾向にあります。 だからこそ、「何にどれだけかかるのか」を事前にしっかり確認することが大切です。
以下のような項目をリストアップして比較しましょう。
月額保育料(コース別・年齢別)
教材費・施設費などの追加費用
給食費・おやつ代などの食費
延長保育や課外活動の料金
無償化対象かどうか(認可外でも条件を満たせば対象になる場合あり)
よくある失敗例は以下のような点です。
月額料金だけで決めて、後から追加費用が多くて驚いた
無償化対象外で、想定以上に自己負担が増えた
費用が不明瞭で、比較が難しかった
「総額でいくらかかるのか?」を明確に把握してから選ぶことが、後悔しないための大きなポイントです。
見学時や資料請求の際に、費用明細をもらっておくと安心です。
4. 後悔しないために!インターナショナルプリスクール選びの注意点

4.1 「英語だけ重視」でうまくいかないケース
インターナショナルプリスクールを選ぶ理由として「英語ができるようになってほしい」はとても多いですが、英語力だけに注目して選ぶと、後悔することがあります。
よくあるのはこんなケースです。
英語のレベルが高すぎて、子どもが萎縮してしまった
言葉の壁がストレスになり、通園を嫌がるようになった
英語ばかりで、日本語の発達が遅れ気味になった
言語の習得は大切ですが、子どもにとって大事なのは「安心できる環境で楽しく学べること」です。 英語を使うことが目的になってしまうと、本来の保育の役割が失われがちです。
英語力の向上と並行して、人間関係・遊び・生活習慣などのバランスが取れているかもチェックしましょう。
4.2 サポート体制を見落とす落とし穴
園の雰囲気や教育内容ばかりに目が向きがちですが、保護者へのサポート体制も見逃せないポイントです。
サポート体制が整っていないと、こんなトラブルに発展することがあります。
欠席連絡が電話のみで面倒
連絡帳の返事が遅く、不安になる
園での様子がわからず、家庭でフォローしづらい
最近では、電子連絡帳アプリや写真付きの活動報告など、保護者と園をつなぐツールを導入しているスクールも増えています。
また、「手ぶら登園」や送迎サポート、課外活動との連携など、保護者の負担を軽減する取り組みがあるかどうかも重要です。
「通わせてからこんなに大変だとは思わなかった…」とならないためにも、サポート体制の充実度を事前に確認しておきましょう。
4.3 子どもの性格と環境の相性を無視するリスク
最後に忘れてはならないのが、「子ども自身に合った環境かどうか」です。
親が「良さそう!」と思っても、実際にその環境が合うかどうかは別問題です。
以下のような点を見落とすと、うまくいかないケースがあります。
活発な子が、静かな環境でストレスを感じてしまった
内向的な子が、大人数のクラスで不安を感じた
自由な教育方針が合わず、かえって混乱してしまった
子どもの性格や成長段階に合っているかどうかを見極めることが、楽しく通い続ける鍵になります。
そのためにも、見学や体験保育を通して、
クラスの雰囲気
スタッフの接し方
子どもたちの表情や様子
をしっかり観察することが大事です。
「合う・合わない」は数字や実績だけでは判断できません。 子ども自身の気持ちや反応を大切にしましょう。
5. Lauren Forest International Schoolで体験する理想のインターナショナルプリスクール

5.1 「英語・多様性・食育・美育」に基づく独自の教育アプローチ
Lauren Forest International Schoolでは、英語教育を軸に、「多様性」「食育」「美育」を組み合わせた独自の教育方針を採用しています。
英語:英語で過ごすイマーシブ環境を通じて、自然と英語が身につく仕組み。卒園時には自信を持って英語で話せる子に育ちます。
多様性:毎月異なる国をテーマに、ダンスや料理、地図を使って文化を体験。多様な価値観への理解を深めます。
食育:地元レストランの栄養士監修メニューを、自家製発酵調味料で提供。月1回は世界の料理も楽しめる構成です。
美育:フレンチモダンな内装や、洗練された園のデザインを通じて「美しいもの」に日常的に触れる環境づくりを実践。
五感をフル活用した保育で、知識だけでなく感性も豊かに育まれるのが大きな魅力です。
5.2 子どもの主体性を大切にする少人数制保育と生活
Lauren Forestでは、子ども主体の保育を徹底し、ひとりひとりにしっかり向き合う少人数制を採用しています。
対象年齢は1歳0ヶ月〜5歳児クラス。定員は58名で、年齢別に柔軟なコースが用意されています。
イベントも年間を通して充実。イースター、七夕、サマースクール、運動会、発表会などを通じて体験と成長の機会が豊富です。
園外活動にも力を入れており、晴れの日は近くの公園や神社でのびのび体を動かせます。
「楽しく通って、しっかり学ぶ」を両立できる生活環境が整っていることが特長です。
5.3 保護者の負担を減らすサポートと柔軟な通園制度
働く家庭にとって心強いのが、Lauren Forestの充実した保護者支援体制です。
主なサポート内容はこちらです。
手ぶら登園:花王「すまいる登園」導入で、オムツ・おしり拭きが使い放題。水筒や食具の持参も不要。
連絡アプリ「コドモン」:毎日の園での様子を写真付きで共有。欠席連絡や連絡帳のやりとりもアプリで簡単。
送迎付き課外教室:スイミングなどの習い事も、園のスタッフがクラブまで送迎してくれるため、保護者の負担を最小限に。
無償化補助金に対応:認可外保育施設指導監督基準を満たしており、公的な補助を受けられます。
通いやすい立地:本八幡駅から徒歩2分と好立地で、アクセスも抜群。
保護者の「助かる」が詰まったサービスが充実しているので、安心して日々の子育てと仕事が両立できます。
6. まとめ

6.1 インターナショナルプリスクール選びの総まとめ
インターナショナルプリスクールは、ただ英語を学ぶ場所ではありません。 多様な文化を体感し、子どもの感性や社会性を伸ばす貴重な教育環境です。
選ぶ際に大切なのは以下のポイントです。
教育方針が家庭の考えと合っているか
英語環境と講師の質が信頼できるか
カリキュラムが充実していて、楽しく学べるか
通いやすさや保育時間、費用などの現実的な条件に合っているか
保護者サポート体制がしっかりしているか
そして何よりも、「子どもが安心して楽しく通える場所かどうか」が一番の判断基準です。
情報だけで決めるのではなく、実際に目で見て、話を聞いて、心から納得できる園を選びましょう。
6.2 迷ったときは見学して直感を大事に
たくさんの園を比較していると、どこがいいのか分からなくなってしまうこともありますよね。 そんなときこそ、実際に園を見学して「ここなら大丈夫」と思える感覚を信じることが大切です。
見学では、次のような視点でチェックしてみてください。
子どもたちの表情や雰囲気
スタッフの接し方や距離感
園内の清潔感や安全対策
クラスの活動風景や英語の使われ方
資料やWebサイトだけではわからない「肌感覚」こそが、実は最も確かな判断材料になります。
迷ったらまず一歩。気になる園には気軽に見学を申し込んでみてください。きっと、しっくりくる出会いがありますよ。
英語と多様性の保育ならLauren Forest International Schoolへ

五感を育てる「美育」とイマーシブな英語環境、少人数制で一人ひとりにしっかり向き合う保育が特徴です。 千葉県市川市・本八幡駅から徒歩2分と通いやすく、保護者支援も充実しています。
詳しくはホームページをご覧ください。見学予約も受け付け中です。




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